宇治平等院と源氏物語今日は京都の宇治へ行ってきました。JRの宇治駅で電車を降り、歩くことにしました。 まず始めに平等院鳳凰堂へ行きました。 平安後期に、関白藤原頼道が父、道長の別荘を寺に改めたのが始まりです。 平安貴族が夢見た極楽浄土を形にした鳳凰堂は十円玉にも刻まれ、有名です。 教科書などでよく見たのですが、思ったよりも大きくなく、また色もそんなに鮮やかでなかったので、意外でした。 でも、形の美しさや精密な装飾はさすが世界遺産に選ばれるだけの迫力がありました。 平等院を出て、裏側に回ると橋姫神社あります。 『源氏物語』の宇治十帖の第一帖は「橋姫」です。 美しい2人の姫君が登場するのですが、それは橋姫神社に由来するのです。 一方で、嫉妬に狂って鬼女になったとか、男神と通婚したなどという話も残っています。 橋姫神社は伝説に包まれた有名な神社であるのに、本当に小さくて見落としてしまいそうなひっそりとした神社でした。 橋姫神社のすぐ北に宇治川が流れていて宇治橋がかかっています。 そこを渡ることにしました。 宇治川は流れの速い川です。 宇治橋から中ノ島や橘橋が見えます。 河川敷はとてもきれいです。 河川敷には宇治十帖モニュメントがあります。 そのあと、源氏物語ミュージアム へ立ち寄りました。 宇治十帖を体感できる施設です。 常設展示室では光源氏邸の1/1000模型を始め、平安貴族の装束などを展示してあります。 「橋姫」の名場面を実物大で再現したセットもありました。 また、映像展示室では篠田正浩監督の映画『浮き船』(20分)も上映されていました。 とても綺麗な画像でした。 語りの岩下志麻さんの美しい声が大変物語を、切ないものにしているかのようでした。 源氏物語ミュージアムを出て、宇治上神社、宇治神社、三室戸寺へ行ったお話しは次回にさせていただきたいと思います。 では、今日はここまでです。 ★。.:*:・´゚☆。.:*:・´゚ 。.:*:・´゚☆。.☆ 追伸 パティさんに素敵なHP古都を歩く を紹介していただいたので、ここに載せておきます。 本当にこの通りでしたよ。 お薦めのコースです。 関西へ起こしの時はぜひ、お立ち寄り下さい。 ジャンル別一覧
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